①
×すばらしいアイデアが必要。
〇具体的なアイデアをまったく持たずに設立されたものもあり、スタートで完全につまずいたものも少なくない。
スタートで後れをとるが、長距離レースには勝つことが多い。
②
×ビジョンを持った偉大なカリスマ的指導者が必要
〇偉大な指導者になることよりも、長く続く組織を作り出すことに力を注いだ。
③
×利益の追求を最大の目的としている。
〇目的はさまざまで、利益を得ることはそのなかのひとつにすぎず、最大の目標であるとはかぎらない。
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利益を最優先させる傾向が強い比較対象企業よりも、ビジョナリー・カンパニーの方が利益をあげている。
④
×「正しい」基本的価値観がある。
〇基本的価値観に「正解」と言えるものはない。
決定的な点は、理念の内容ではなく、理念をいかに深く「信じて」いるか。
会社の一挙一動に、いかに一貫して理念が実践され、息づき、現れているか。
「われわれが実際に、何よりも大切にしているものは何なのか」という問いを立てる。
⑤
×変わらない点は、変わり続けることだけである。
〇基本的価値観は揺るぎなく、時代の流れや流行に左右されることはない。
基本理念をしっかりと維持しながら、進歩への意欲がきわめて強いため、大切な基本理念を曲げることなく、変化し、適応できる。
⑥
×危険を冒さない。
〇「社運を賭けた大胆な目標」に挑むことをおそれない。
胸躍るような大冒険⇒人は引きつけられ、やる気になり、前進への勢いが生まれる。
⑦
×だれにとってもすばらしい職場。
〇その基本理念と高い要求にぴったりと「合う」者にとってだけ、すばらしい職場。
存在意義、達成すべきことをはっきりさせている⇒厳しい基準に合わせようとしなかったり、合わせられない者には、居場所はどこにもない。
⑧
×綿密で複雑な戦略を立てて、最善の動きをとる。
〇最善の動きのなかには、実験、試行錯誤、臨機応変によって、そして、文字どおりの偶然によって生まれたものがある。
「大量のものを試し、うまくいったものを残す」方針の結果であることが多い。
⑨
×根本的な変化を促すには、社外からCEOを迎えるべき。
〇比較対象企業と比べて、社外の人材を経営者として雇用する確率が6分の1。
根本的な変化と斬新なアイデアは社内からは生まれないという一般常識は、崩されている。
⑩
×競争に勝つことを第1に考えている。
〇自らに勝つことを第1に考えている。
「明日にはどうすれば、今日よりうまくやれるか」と厳しく問い続けた結果、自然に成功が生まれてくる。
どれほど目標を達成しても、どれほど競争相手を引き離しても、「もう十分だ」とは決して考えない。
⑪
×2つの相反することは、同時に獲得することはできない。
〇「ANDの才能」を大切にする。
AとBの両方を同時に追求できるとする考え方。
⑫
×経営者が先見的な発言をしているから。
〇基本理念を活かすために、何千もの手段を使う終わりのない過程をとっており、これは、ほんの第1歩にすぎない。
大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP 真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))
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