「人々を選ぶための決定手順」
マーシャルは人の決定をするにあたって5つの単純な決定手順に従った。
第1に、マーシャルは注意深く割当を考えた。仕事の種類は長く続き得るが、仕事の割当は常に変わる。
第2に、マーシャルは、様々な適性の人々を見た。履歴書に記載されるような形式的な資格は出発点にすぎない。その欠如は候補者を失格とする。しかしながら、最も重要なことは、人と割当が適合することである。最高の適合を見つけるには、少なくとも3~5人の候補者を考えなくてはならない。
第3に、マーシャルは、各人が何をよくできたかを見るために、3~5人の候補者全員のパフォーマンス記録を見た。彼は、候補者の強みを探した。人ができないことは重要ではない。その代わりに、彼らができることに集中し、特定の割当にとってそれらが正しい強みかどうかを決めなくてはならない。パフォーマンスは強みに基づいてのみ築かれ得る。
第4に、マーシャルは候補者について、彼らと働いたことがある人と議論した。最良の情報はしばしば候補者の以前の上司や同僚との非公式な議論から得られる。
第5に、決定がされると、マーシャルは、被指名者に割当を理解させた。おそらく、このための最善の方法は、新人に成功するために何をしなければいけないかを注意深く考えさせ、90日間仕事に投入し、それを書かせることである。
ソース:The Daily Drucker 18 April.
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