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2017年4月24日 (月)

マンモトーム生検の局所麻酔で、患者の胸腔内まで麻酔針を貫通させ、肺を穿刺し気胸を発症⇒医師の過失を肯定

東京地裁H28.5.25      
 
<事案>
Xが、Yの開設するY病院において、エコーガイド下マンモトーム生検の局部麻酔を受けた後に左肺に気胸が生じた⇒前記局所麻酔によるものであり、Y病院の医師に麻酔針を漫然と胸腔内に進行させた手技上の注意義務違反ないし過失を主張。 
 
<判断>
①本件マンモトーム生検の局所麻酔において、超音波画像で麻酔針の針先が確実に描出できなかった可能性をもって、Xに生じた気胸が不可避であったものと断ずることはできない。
②本件マンモトーム生検の局所麻酔においてXの胸腔内まで麻酔針を貫通させ、肺を穿刺したことについて、Y病院の医師には、針先の十分な確認を怠って麻酔針を侵入させた手技上の注意義務違反ないし過失があったと推認せざるを得ない。
⇒33万円余の請求を認容。 

判例時報2321

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