「配置の失敗」
人の決定において完璧な記録のようなものはない。成功するエグゼクティブは5つの基本的ルールに従う。
第1に、エグゼクティブは配置失敗の責任を受け入れなくてはならない。不実行者への非難は言い逃れである。エグゼクティブはその人の選任を誤った。
第2に、エグゼクティブは実行しない者を取り除く責任がある。無能で不十分な実行者が仕事に残れば、全ての人を困らせ組織全体の士気をくじく。
第3に、人が投入された仕事を実行しないことは、その人が会社が辞めさせるべき悪い労働者であることを意味しない。それは彼や彼女が間違った仕事についたことを意味するにすぎない。
第4に、エグゼクティブは全てのポジションについて人についての正しい判断をするよう努めなくてはならない。組織は、その個々の労働者の能力の範囲でのみ実行することができる。そのため、人についての判断は正しくなくてはならない。
第5に、新人は期待が明らかで助けが利用できる確立されたポジションにつかせるのが最善である。新たな重要な割当は主にその態度と習性が良く知られ、既に信頼を得ている人に託されるべきである。
ソース:The Daily Drucker 19 April.
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