「誠実さの欠如」
誠実さ(Integrity)は定義することは困難かもしれないが、誠実さの欠如は管理者的地位(managerial position)を不適格とするものとして重要である。人の強みより弱みに目を向ける者は管理者的地位に選任されるべきではない。常に人々ができないことを知り、彼らができることを見ない人は、組織の精神を傷つける。エグゼクティブは現実主義者であるあるべきであるが、皮肉屋ほど現実主義的でない者はいない。
①「何が正しいか?」より「誰が正しいか?」に関心がある人は選任されるべきではない。「誰が正しいか?」を尋ねれば、部下は、政治的に画策しないとしても、安全を求める。何より、部下は、間違ったことを見つけた時に、それを正すのではなく「隠そう」とする。②マネジメントは誠実さ(integrity)よりも知性(intelligence)が重要だと考える人を指名すべきではない。③強い部下を恐れることを示す人を昇進させるべきではない。④自分の仕事について高い基準を設定しない人をマネジメントの仕事につかせるべきではない。
ソース:The Daily Drucker 9 April.
大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))
| 固定リンク
「ドラッカー」カテゴリの記事
- 「リソースとしての人」(2017.05.18)
- 「シンジケート(企業連合)としての会社」(2017.05.17)
- 「連合としての会社」(2017.05.16)
- 「非伝統的従業員を管理(manage)する」(2017.05.15)
- 「PEOとBPOの利用」(2017.05.14)
コメント