「目標と測定をバランスさせる」
事業をマネジメントすることは多様なニーズと目標をバランスさせることである。利益のみを強調することは、マネジャーを誤らせ、事業の存続を危うくさせ得る。今日の利益を得るために、彼らは未来を侵食しがちである。彼らは、最も容易に販売できる製品ラインを押し、明日の市場となるものをなおざりにする。彼らは、リサーチ、販売促進その他の延期できる投資を少なくする。とりわけ、彼らはそれに対して利益が測られる投資資本ベースを増加させ得る資本的支出を避け、その結果は設備の危険な陳腐化である。言い換えれば、彼らは最悪のマネジメント実践に向かう。
パフォーマンスと結果が事業の存続と繁栄に直接かつ重要に影響する全ての分野において目標が必要である。パフォーマンスと目的が設定される必要がある8つの分野がある。
①市場での地位、②イノベーション、③生産性、④物的・財務的リソース、⑤収益性、⑥マネジャーのパフォーマンスと進化、⑦労働者のパフォーマンスと態度、⑧公的責任。
強調されるべき鍵となる分野は、事業によって、そして各事業の成長のステージによって異なる。しかし、事業、経済状況、事業の大きさ、成長のステージにかかわらず、分野は同じである。
ソース:The Daily Drucker 16 March.
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