「利益の目的」
利益は3つの目的に役立つ。
第1は、それは事業努力の正味の有効性と健全さを測る。
第2は、交替、陳腐化、市場リスクと不確実性といった、事業にとどまるコストをカバーする「リスクプレミアム」である。この観点から見ると「利益」というものはない。「事業を行うコスト」と「事業にとどまるコスト」だけがある。そして、事業の課題は適切な利益を稼ぐことで、これらの「事業にとどまるコスト」を適切に賄うことである。
最後に、利益は、留保利益からの自己資金により直接的に、あるいは、企業目的に最も適合した形での新たな外部資本の十分な誘引を通じて間接的に、イノベーションと拡大のための将来資本の供給を確保する。
ソース:The Daily Drucker 17 March.
大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))
| 固定リンク
「ドラッカー」カテゴリの記事
- 「リソースとしての人」(2017.05.18)
- 「シンジケート(企業連合)としての会社」(2017.05.17)
- 「連合としての会社」(2017.05.16)
- 「非伝統的従業員を管理(manage)する」(2017.05.15)
- 「PEOとBPOの利用」(2017.05.14)
コメント