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2017年3月29日 (水)

「複雑なシステムの特性」

現代数学において最も急速に成長する分野は複雑さの理論である。それは、厳格な数学的証明により、複雑なシステムは予測を許さないことを示す。それら(複雑なシステム)は、統計的に重要でない要因によりコントロールされる。これは「バタフライ効果」として知られてきた。その風変わりな、しかし数学的に厳格な(そして実験的に証明された)公理はアマゾンの熱帯雨林での蝶の羽ばたきが、数週間か数カ月後のシカゴの天気をコントロールでき、しばしばコントロールすることを示す。複雑なシステムにおいて、気候は予測可能であり、高度な安定性をもつが、「天気」は予測不可能であり、全く不安定である。複雑なシステムは、どんなものも「外的なもの」として排除できない。天気に関しては、短期の現象について、システムはない。無秩序があるだけである。

経済と経済政策は短期の現象を扱う。それらはリセッションと価格変化を扱う。現在の経済と経済政策は、長期は、短期の政策、例えば金利の変化、政府の歳出、税率等により作られるというシステムを想定する。現代数学が証明したように、複雑なシステムにとって、これは単純に正しくない。

ソース:The Daily Drucker 30 March.

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