「多国籍のマネジメント」
統計的に、多国籍企業は1913年と同程度、今日世界経済に占める。しかし、それらは、非常に異なるものとなった。1913年の多国籍企業は子会社が海外にある国内の会社であり、(子会社の)それぞれは独立し、政治的に定義された地域を担当し、高度に自治的であった。今日の多国籍企業は、製品/サービスラインに沿って世界的に組織される傾向がある。しかし1913年の多国籍企業のように、それらはまとまり、所有によってコントロールされる。対照的に、2025年の多国籍企業は、まとまるが、戦略によりコントロールされる。もちろん所有はある。しかし、提携、合弁、少数利害関係、ノウハウ合意と契約がますます同盟の基礎単位となる。
この種類の組織は新たな種類のトップマネジメントを必要とする。ほとんどの国で、そして、多くの複合的大企業においても、トップマネジメントは経常的なマネジメントの延長と見られている。しかしながら、明日のトップマネジメントは、明確で独立した機関となるであろう。それは会社を表す。
ソース:The Daily Drucker 26 March.
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