「収益の機能」
ヨーゼフ・シュンペーターはイノベーションは経済の中核でありとりわけ現代経済の中核だと主張した。シュンペーターの「経済発展の理論」は収益に経済的機能を果たさせる。変化とイノベーションの経済においては、マルクスの理論と対照的に、収益は労働者から搾取された「余剰価値」ではない。反対に、それは労働者の仕事と労働収入の唯一の源泉である。経済発展の理論ではイノベーター以外に真の「収益」を生み出すものはなく、イノベーターの収益は常に短命である。
シュンペーターの有名なフレーズでは、イノベーションはまた「創造的破壊」である。それは昨日の重要な設備と投資を陳腐化する。経済が進展するほど、従って、資本形成を必要とする。このように、伝統的な経済学者(あるいは会計士や証券取引所)が「収益」と考えるものは、純粋にコスト、事業に留まるためのコストであり、今日の収益性のある事業が明日の白象(=厄介物)となること以外に予測できない将来のコストである。
ソース:The Daily Drucker 21 January.
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