「政府の集権排除」
政府に適用される「集権排除」は中央政府ではなく地方が課題の「実行」を担う「封建主義」の別の形ではない。それは、むしろ、パフォーマンス、オペレーション、執行の「実行」に、組織社会の非政府機関を用いる、組織的な方針である。
政府は①「これらの機関はいかに機能し、何ができるか?」と尋ねることからスタートすべきである。そして②「政治的・社会的目的が、これらの機関にとってパフォーマンスの機会となる形で、いかに考案され得るか?」と尋ねる。そして③「これらの機関の能力は、政治的目的達成のためのいかなる機会を政府に提供できるか?」と尋ねる。民営化は政府を弱めない。その主たる目的は病気で無力となった政府の強さとパフォーマンス能力を復活させることである。我々は政府が通ってきた道によっては、より遠くに行くことはできない。その方法で得られるのは、さらなる官僚化であって、さらなるパフォーマンスではない。
ソース:The Daily Drucker 23 October.
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