「意思決定」
人は、常に最後に妥協しないといけないから、受け入れられるものではなく正しいものからスタートしなくてはいけない。しかし、何が正しいかを知らなければ、人は正しい妥協と誤った妥協を区別できず、結局は誤った妥協で終わることになる。私は、1944年にGMのマネジメント構造とマネジメント方針の研究という、最初の大きなコンサルティングの課題に取り組んだ時に、これを教わった。 会長でありCEOであった Alfred P. Sloan, Jr が研究の最初に私をオフィスに呼んで言った。「私は、何を研究すべきか、何を書くべきか、結論が何であるかを言わない。あなたへの唯一の指示は、あなたが見て正しいと考えること書くことである。我々の反応を気にするな。そして、なにより、あなたの提案が受け入れられるために必要な妥協に関わるな。この会社には、あなたの助けなしにいかに妥協するかを知らないエグゼクティブはいない。しかし、最初に何が正しいかを伝えなければ、正しい妥協はできない。」
ソース:The Daily Drucker 3 October.
大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))
| 固定リンク
「ドラッカー」カテゴリの記事
- 「リソースとしての人」(2017.05.18)
- 「シンジケート(企業連合)としての会社」(2017.05.17)
- 「連合としての会社」(2017.05.16)
- 「非伝統的従業員を管理(manage)する」(2017.05.15)
- 「PEOとBPOの利用」(2017.05.14)
コメント