「プロセスニード」
最初の2つのイノベーションの可能性(①予想外と②不調和)は機会に導かれる。しかし、3番目のものは、「必要は発明の母」という古い諺につながれている。ここでは、必要は、イノベーションの源泉である。私はそれを「プロセスニード」と呼ぶ。組織の全員はつねにプロセスニードがあることを知るが、通常、誰もそれについて何もしない。しかし、イノベーションが起きると、それは「明らかなもの」として受け入れられ「標準」となる。
プロセスイノベーションは、5つの基本的基準を必要とする。①自己充足のプロセス、②弱い又は欠けている部分、③目的の明確な定義、④解決のため明確に定義された仕様、そして⑤より良い方法があるべきだという広範な認識の5つである。
米国の芝生ケア製品製造者のリーダーである、O.M.Scott and Company は、ユーザーが均等に適切な量の芝生ケア薬品を散布できるスプレーダーという単純な装置によってリーダーシップの地位を得た。その道具がなければ、既存のプロセスに内部的な不調和が存在し、この不調和は薬品を均等に散布できない消費者を不満にした。今日多くのスプレーダーがある。
ソース:The Daily Drucker 16 July.
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