「知識社会における成功の価格」
知識社会の上昇可動性は、ラットレース(=勝ち残り競争)の心理的プレッシャーと感情的トラウマをもたらす。敗者がいるから勝者がいる。
日本の子ども達は、夜遅くまで勉強し、睡眠不足に陥る。そうでないと、良い大学に入り、良い仕事につかない。米国、英国、フランス等の他の国でも、学校は激しく競争的となっている。これが、30~40年以内の短期間に起ったことは、いかに失敗への恐怖が知識社会に浸透したかを意味する。
この競争的苦闘を経て成功した、事業マネジャー、大学教員、博物館の管理者、医師等の知識労働者は、40歳台で安定期に入る。仕事が彼らの全てであれば、困ることになる。知識労働者は、そのため、真剣な外部的関心を持つ必要がある。
ソース:The Daily Drucker 8 May.
大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))
| 固定リンク
「ドラッカー」カテゴリの記事
- 「リソースとしての人」(2017.05.18)
- 「シンジケート(企業連合)としての会社」(2017.05.17)
- 「連合としての会社」(2017.05.16)
- 「非伝統的従業員を管理(manage)する」(2017.05.15)
- 「PEOとBPOの利用」(2017.05.14)
コメント