「社会的責任の倫理」
個人としての倫理規範と社会的責任のバランスを取らなくてはならないという「事業倫理」は詭弁である。これは一般人にとって何が倫理的かを決めるルールは、社会的責任ある人には、等しくは適用されないことを意味する。彼らにとっての倫理規範は、個人の良心の要請と地位の要請に関係するコスト・ベネフィット計算であり、彼らの行動が他の人々に便益を与えると議論できる場合には、倫理規範の要請から免除されることを意味する。
事業倫理の偉大なホラーストーリーは、詭弁家にとって、事業善行の例として現れる。1950年代、独禁法違反でGEの役員が刑務所に行き、カルテルが壊れると、守られていた会社はタービン事業から撤退し、数千人が解雇となった。
ソース:The Daily Drucker 28 April.
大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))
| 固定リンク
「ドラッカー」カテゴリの記事
- 「リソースとしての人」(2017.05.18)
- 「シンジケート(企業連合)としての会社」(2017.05.17)
- 「連合としての会社」(2017.05.16)
- 「非伝統的従業員を管理(manage)する」(2017.05.15)
- 「PEOとBPOの利用」(2017.05.14)
コメント