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2016年1月 8日 (金)

数値グラフの誤謬(クルーグマン・マクロ経済学)

グラフは、因果関係を想定せずにデータを要約し図示するための便利な方法としても用いることができる(=数値グラフ)。
①時系列グラフ、②散布図、③円グラフ、④棒グラフ

さまざまな経済変数に関する現実の経験データを図示するために広く用いられている。
←経済学者や政策担当者が経済に見られるパターンやトレンドを認識する助けになる。

グラフは(意図するかしないかにかかわらず)まぎらわしく作成され、不正確な結論に導く可能性がある。

作図の特性
軸の目盛あるいは増分の大きさに注意を払う必要がある。
グラフの作成に用いられる目盛は変貝の意味の解釈に、不当な影響を及ぼすおそれがある。

グラフの作成にトランケーション(切り詰め)が使われることがある。その場合、トランケートされず小さな目盛り幅を使ったグラフの変数に比べて大きく見えることになる。

グラフが正確に何を示しているかも周到に注意する必要がある。

除外された変数:他の諸変数への影響を通じてそれらの間に直接的な因果関係があるかのような強い見かけ上の効果を作り出す観察されない変数のこと。

ex.1週間の降雪量がいつもより多いと、人々はその週にいつもより多い①雪かきシャベルを買うし、いつもよりたくさんの②解凍液も買う。⇒①②をグラフ化したら、上向きの点パターンを示す散布図ができる。butこれら2つの変数の間に因果関係があるというのは誤って導かれた結論。

散布図のパターンから因果関係があると決めつける前に、そのパターンが除外された変数の結果ではないかと考えてみることが重要

因果関係の逆転:2つの変数の間の因果関係の真の方向を逆転して解釈するとき、因果関係の逆転という誤りをおかすことになる。

ex.クラスメート20名の①GPAと、それぞれが②勉強に使った時間をとった散布図
⇒正の傾き⇒勉強に使った時間が独立変数でGPAが従属変数。
but高いGPAが学生に勉強する気を起させ、低いGPAが勉強する気をなくさせると推論することもできる。

大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
 
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))

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