「専制政治への代替としてのマネジメント」 (毎日ドラッカー、1月10日)
●機能する自律的組織に代わるものは、自由ではない。それは全体主義の専制政治である。
我々の多元社会の組織が責任ある自律において機能しなければ、我々は、個人主義も人に自己実現のチャンスがある社会も持たない。我々は、かわりに、誰も自律を許されない、完全な統制を課す。私達は、自分のことについての楽しい自主性はもちろん、参加的民主主義でなく、スターリン主義を持つ。専制政治は、強力な、機能する自律的組織の唯一の代替物である。
専制政治は、競争する組織の多元性を、1人の絶対的なボスに代える。責任を恐怖に代える。それは組織をなくし、それらすべてを1つの包括的な官僚主義の下に置く。それは、気まぐれに、無駄に、低いレベルで、そして、莫大なコストをかけて、苦しみと屈辱と欲求不満の下で、製品とサービスを生み出す。よって、我々の組織に責任をもって、自律的に、高いレベルの達成で、任務を遂行させることは、機関の多元社会における自由と尊厳の唯一の防衛である。責任あるマネジメントの遂行は、専制政治の代替であり、それに対する唯一の防護である。
アクションポイント:あなたが責任をもつ組織のパフォーマンスを改善するために、あなたや他の人は何ができるのか。
大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))
| 固定リンク
「ドラッカー」カテゴリの記事
- 「リソースとしての人」(2017.05.18)
- 「シンジケート(企業連合)としての会社」(2017.05.17)
- 「連合としての会社」(2017.05.16)
- 「非伝統的従業員を管理(manage)する」(2017.05.15)
- 「PEOとBPOの利用」(2017.05.14)
コメント