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2016年1月21日 (木)

「社会的次元としての経済」(毎日ドラッカー、1月22日)

●ケインズは商品の性質に興味を持ったが、私は人々の行動に興味がある。

私は、経済が秩序として依拠する、そしてそれなしに経済が維持できない基本的な前提を受け入れない。私は、経済の領域が、支配的なものということはもちろん、独立したものであるということも受け入れない。確かに、それは重要な領域である。そして、ベルトルト・ブレヒトが言ったように「最初に胃袋が来てから、道徳が来る」のであり、胃袋を満たすことが経済が主に関係することである。全ての政治的/社会的判断において、経済的コストが計算され考慮されるべきである。「恩恵」のみを重視することは、無責任であり、大失敗につながる。私は、自由市場において、多くの二者択一を見た。

しかしなお、私にとって、経済は、(唯一の領域ではなく)1つの領域にすぎない。経済的考慮は決定的要因というより抑制である。経済的欲求と経済的満足は重要であるが絶対的なものではない。なにより、経済的活動、経済的組織、経済的合理性は、それ自体が目的ではなく、非経済的(即ち、人間的あるいは社会的)目的の手段である。私は、経済学を自律的な「科学」であるとは見ていない。端的に言えば、それは私が経済学者でないことを意味し、私は、そのことを、1934年にロンドンのマーチャントバンクの若い経済専門家として、ケンブリッジでケインズのセミナーに参加した時以来知っている。私は、突然、ケインズは商品の性質に興味を持ったが、私は人々の行動に興味があることに気が付いた。

アクションポイント:主要な予算あるいは戦略的決断を行う前に、30分、それがあなたの組織の人々やあなたの顧客に与えるインパクトを考えたかを確認する。

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