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2015年12月19日 (土)

「良いことをする誘惑」(毎日ドラッカー、12月20日)

●公的サービス機関は最適化より最大化を志向する。

イノベーションへの最も重大な障害は公的サービス機関が「良いことをする」ために存在することである。これは、彼らがそのミッションを経済的あるいはコスト/利得の計算としてよりも道徳的に絶対的なものと見る傾向があることを意味する。経済はより高い産出のために同じリソースの異なる割当てを求める。公的サービス機関では、より高い産出のようなものはない。「良いことをする」のであれば「より良い」ものはない。「良い」もの求めるにあたり目的に失敗しても、より一層努力する必要があることを意味するだけである。

Crusade Against Hunger のトップは「1人でも子どもが飢えて寝る限り、我々のミッションは完了しない」と言った。「我々のミッションは既存の配分ルートにより到達できる最大の子ども達が発育阻害にならないだけ食べられれば完了する」であれば、彼は職を解かれただろう。しかし、目的が最大化であれば、目的は達成され得ない。人は目的に近づけば、より努力が求められる。最適化に達すれば、追加的結果は指数関数的に落ちるが、追加コストは指数関数的に上昇する。従って、公的サービス機関が目的に近づくほど、達成は阻まれ、既に行っていることをより熱心にすることになる。

アクションポイント:刑務所フェローシップは釈放された囚人が再犯により再び投獄される率を減らそうとする。刑務所フェローシップにとって「常習的犯行性」をなくそうとすることが賢明ではないのは何故か?

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