「目標をいかに使うか」(毎日ドラッカー、11月14日)
●目標は運命ではない。それらは指示である。
目標がただの良い意図であれば、それは無価値である。それは仕事に変わらないといけない。そして、仕事は常に特定のものであり、常に、明確で、明白な、評価できる結論、期限及び特定の実施義務の割当てを持つ(持たなくてはいけない)。しかし、厳しい締め付けとなる目標は害を与える。目標は、常に期待に基づく。そして、期待は、せいぜい、情報に基づく推測である。世界は止まってはいない。
目標を使う適当な方法は航空会社がスケジュールとフライトプランを使うのと同じである。スケジュールはロスからボストンまでの午前9時から午後5時までのフライトを準備する。しかし、その日にボストンでブリザードとなれば、飛行機はピッツバーグに着陸し、嵐の間じっとしている。フライトプランは、3万フィートで飛行し、デンバーとシカゴに飛ぶことを定める。しかし、パイロットが乱気流や強い逆風に会えば、彼は管制にもう5000フィート高度を上げ、ミネアポリス・モントリオールルートをとる許可を求める。しかし、スケジュールとフライトプランなしにはフライトは運航されない。いかなる変更も、即座に、新たなスケジュールとフライトプランを作るためにフィードバックされる。目標は運命ではなく、指示である。それは命令ではなく、責任である。それは未来を決めるものではなく、事業のリソースとエネルギーを未来を作るために動員する方法である。
アクションポイント:目標を設定し、航空会社がスケジュールとフライトプランを使う方法で、目標を使う。
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