「組織のブロックを作る」(毎日ドラッカー、11月25日)
●貢献は序列と位置を決める。
どの活動を一緒にし、どの活動を別にするか?貢献の種類により活動を分類する分析が必要である。貢献によって区別すれば4つの活動グループがある。
第1は、結果を生み出す活動であり、それは会社全体の結果とパフォーマンスに直接・間接に関係し得る、測定可能な結果を生み出す活動である。
第2は、サポート活動である。必要で本質的でありながら、それ自身は、結果を生み出さないが、事業における他の部分がその「アウトプット」を使うことによって、結果がでる。
第3に事業の結果に直接・間接に関係のない活動であり、補助的な活動である。衛生的・管理的活動である。
第4に、トップマネジメント活動である。
結果を生み出す活動の中で、いくつかは直接収益を生み出す(サービス機関の場合、直接「患者のケア」や「学習」を生み出す)。ここに、イノベーション活動、販売並びに体系的・組織的販売活動に必要な全ての仕事が属する。また、事業に資金を供給し管理する財務機能もまたここに属する。
鍵となる活動はそうでない活動に従属させるべきではない。収益を生み出す活動は収益を生み出さない活動に従属させるべきではない。サポート活動は収益を生み出す・結果に貢献する活動と混合すべきではない。
アクションポイント:結果を生み出す活動を良く見えるようにしておく。サポート活動は結果を生み出す活動に従属させるべきである。従業員の福祉活動は従業員チームにまかせる。
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