「連邦制の原則」(毎日ドラッカー、11月20日)
●連邦主義はトップマネジメントをオペレーションの義務から解放し、その適切な機能に集中する自由を与える。
企業が必要とするものは中心と部分の双方に純粋な経営の機能と権限を与える原則である。この原則は連邦主義であり、そこでは、企業全体が自律的ななユニットから成ると考えられる。連邦主義の企業とそのユニットは、同じ事業にある。同じ経済的要因が全てのユニットと全体の未来を決める。同じ基本的な判断がそれらのすべてについてなされなくてはならない。同じ種類のエグゼクティブが必要とされる。そして、全体は(いかなる事業を行うかの判断、人事組織、将来のリーダーの選択、訓練及びテストといった)基本的機能について統一的なマネジメントを必要とする。
同時に、各ユニットはそれ自体が事業である。それは、明確な市場のため自身の製品を作る。各ユニットは、それゆえ、全体のマネジメントの一般的な判断による制限内において広範な自治をもつ。各ユニットは自身のマネジメントを持たなくてはならない。ローカルなマネジメントは種に運営上のマネジメントである。それは、基本方針よりも、主に、現在及び近い将来に関係する。しかし、制限された範囲において、それはまた真のトップマネジメント機能を果たす。
アクションポイント:連邦制の原則を最大限利用する。
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