「目標とセルフコントロールによるマネジメント」(毎日ドラッカー、11月13日)
●「コントロール」はあいまいな言葉である。
目標によるマネジメントの最大の利点はおそらくマネジャーが自分自身のパフォーマンスをコントロールすることを可能にすることである。セルフコントロールはより強い動機づけ・・なんとか切り抜けることではなく最高への願望・・を意味する。それは、より高いパフォーマンス目標とより広いビジョンを意味する。目標によるマネジメントが会社に方向とマネジメントチームの努力の統一を与えるために必要でない場合でも、セルフコントロールによるマネジメントを可能にすることは必要である。
「コントロール」は自分自身とその仕事を指示する能力を意味する。それはまた、他人による人の支配を意味し得る。目標は第1の意味で「コントロール」の基礎である。しかし、それは、決して、第2の意味での「コントロール」の基礎とはならない。実際、目標によるマネジメントの主要な貢献の1つは、セルフコントロールによるマネジメントが支配によるマネジメントにとってかわることである。いかなる行動と方法について、会社が、非倫理的、非専門家的、あるいは不健全として禁止するかは明確に理解されるべきである。しかし、これらの制限内において、全てのマネジャーは自由にすることを決められなくてはならない。
アクションポイント:目標によるマネジメントは広く用いられるが、セルフコントロールはそうでもない。それはなぜか?
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