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2015年11月16日 (月)

「定量化の限界」(毎日ドラッカー、11月17日)

●社会生態学におけるほとんどの現象の定量化はミスリーディングであり、よくて無価値である。

私が定量化主義者でない最も重要な理由は、社会での出来事において、重要なことは定量化できないからである。例えば、1900年か1903年に、ヘンリーフォードが、利益を最大化する方法は独占者になること(生産を低くおさえ、価格を高くする)という一般的な経済的知見を無視したことは、儲けるために、価格を低く設定し、生産を高めるという方法を導いた。この、「大量生産」の発明は、完全に産業経済を変えた。しかしながら、フォードの成功が彼を米国で、そしておそらく世界で最も金持ちの産業資本家とした後の1918年や1920年でも、その影響を定量化することは不可能であった。彼は、産業生産、自動車産業、そして経済一般に変革を起こし、とりわけ、我々の産業の認識を完全に変えた。

世界を変えるユニークな出来事は「辺境での」出来事である。それが統計的に重要になる時には、それはもはや「未来」ではなく、「現在」でもない。それはすでに「過去」である。

アクションポイント:今日定量化できない影響をもつが、次の10年にあなたの組織を変えるであろう、ユニークな出来事を見つける。外に出て、それが提供する機会を利用する。

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