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2013年10月30日 (水)

アスリートに必要なのは才能?②

ツイッターだと分割されるので、ここにまとめます。

昨日のアスリートの才能についてのツイッターでの書き込みについて、机上の空論と思われても何なので、うちの経験を少し書いて最後にします(ツイッター用に作ったので、文章が分断し、読みにくくてすいません。)。

うちは、幼稚園の時に、近くの週2回の剣友会で剣道を始めた。特筆すべきところがあるとすれば、①週2回の剣友会の稽古では勝てないので、小学生の時に毎朝6時前に起きて、公園での20分の朝稽古の相手をしたことと、②親が剣道素人で、アドバイスができないので、自分で考えるしかなかったこと。

大会に個人で参加すると、相手選手は先生からアドバイスを受けている。小学生の時に「〇〇君は、□□先生のアドバイスを受けているやろ。俺はアドバイスできんから、〇〇君に勝とうと思えば、(お前が)□□先生に勝たないといけない」と言ったのを覚えている。

小学生時代は、強豪道場が主宰するオープン参加の月2回の稽古会に参加させてもらった。その時に、毎回ビデオをとって、帰ってからビデオを見て反省会をした。私は剣道素人なので、アドバイスをするでなく、素人同士が好き勝手言っているようなものだった。

意図したわけではないが、結果として、①自分で稽古することと、②ビデオを見て自分で考えることが、少しは身に付いたのだと思う。中学では部活が1時間だったので、いつ小学生の時の貯金が切れるかと思ったが、高校3年夏の大会で県3位という(本人にとっては)最高の結果を出すことができた。

息子の高校は、原則高校2年で引退なので、夏の大会に3年で出場したのは2人だった。その時その子のお母さんから「うちの子は、〇〇君(息子)は1人で素振りをしてすごい。〇〇君がいたからここまで剣道を続けれたと言っています」と言われた時は、主将としての役割を少しははたせたのかなとうれしかった。

家では言わないので、なんでうちの学校の部活で強豪の選手とそれなりに戦えるのかと不思議に思っていたが、大会前には、部活以外に、毎日1000本~2000本、学校の剣道場で竹刀を振っていたようだ。

強豪校ではないので、竹刀をもって稽古している時間は少ないはずだが、剣道の動画を見ていた時間は多かったと思う。全日本選手権で宮崎選手が下がりながら面を決めるシーンを止めて、宮崎選手のふくらはぎを指して、この時にもう「ため」ができていると言った時には、「よく見てるんやん」と感心した。

私は大学時代空手部だったが、大した部員ではなかったし、うちの奥さんも運動経験はない。運動神経?という面では、うちより恵まれた選手はいくらでもいると思う。だから「アスリートの才能」と言われてもよくわからないし、「才能がないと無理」と言われると(少なくとも剣道では)それは違うと思う。

うちは、トップ選手のような必殺の面打ちがあるわけでもない。(並の上程度の)面小手胴を駆使して、我慢を重ねて勝負する剣道。高校3年の夏の県大会も、1試合を除いて、全て延長にもつれこんでの勝利だった。スピードや運動神経(アスリートの才能?)で勝てなければ、勝てるところで勝負すればいい。

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