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2013年9月 7日 (土)

ゲームの性格を変える、戦略活用行動① ゲーム理論(11)

1.ゲームの性格を変える

新年の誓いが半年以上続くのは5分の1しかない。
うまくいかない最大の原因は誘惑。
「私はいかなるものにも抵抗できる。だが、誘惑だけは別だ」(オスカー・ワイルド)

ダイエットや節約の取り組みは
①現在の自分(長い目でものを見て、健康になったり貯金を増やしたりしたいと考える)と
②未来の自分(近視眼的にものを考えて、好きなだけ食べたり買い物をしたりしたいと思う)の間のゲーム。

未来の自分に裏切りという選択肢を与えてはいけない
⇒現在の自分は裏切り阻止のための行動をとる必要がある。

ex.水着姿の公開

「戦略活用行動」:
自分にとって好ましい結果を生み出すねらいでゲームの性格を変える行動。

2つのポイント:
①どういう結果が必要か(=ゲームの理論の科学の問題)
②どうやってその結果を実現すべきか(=技の領域。個別の状況によって正解が変わってくる。)

チキンゲーム:
①必要な結果:あなたが直進し、相手がハンドルを切ること
②そのための方法:
「決してハンドルを切らない男」という評判を確立する。
ハンドルを取り外して窓の外に投げる(自分を窮地に追い込むことで、チキンゲームで勝利を手にできる。)。

選択肢は直進するという1種類だけ
それに対する相手の最善の選択肢は、ハンドルを切ること。
(自分を窮地に追い込むことで、チキンゲームで勝利)

選択の自由を狭めることで勝利。
←ここでの「選択の自由」とは「チキンになる自由」にすぎない。

2.実践と理論の歴史
ゲーム理論は、戦略を理解し、1つの理論的枠組みで見るのに役立つ。

大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
 
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))

 

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