マネジメントの正統性 ドラッカー(47)
●2つの発展
① 組織社会(社会の主な課題はすべて組織によって遂行。)
② 知識社会(自らの知識を仕事に適用することによって生計をたてる。)
マネジメントは、この2つの発展の原因であり結果。
●テクノクラシーの限界
マネジメントの役割
① 組織本来の使命を果たすべくマネジメントすること。
② 生産的な仕事を通じて人に成果をあげさせること。
③ 社会と個人に生活の質を提供すること。
②③の役割は、テクノクラシーをはるかに超える課題。
よいことを行うための基礎は、よく行うこと。
●結論
企業の役割:
社会のニーズを企業の事業場の機会に転換すること。
市場の個人のニーズ、すなわち消費者と従業員のニーズについて、予期し、識別し、満足させることは、マネジメントの役割。
マネジメントの正当性の根拠は1つしかない:
人の強みを生産的なものにすること。
~組織の目的⇒マネジメントの権限の基盤となる正当性。
組織の基礎となる原理は、「個人の強みは社会のためになる」
これが、マネジメントの正当性の根拠であり、マネジメントの権限の基盤となりうる理念的原理。
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