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2013年8月17日 (土)

ドイツ銀行物語 ドラッカー(38)

●トップマネジメントの仕事と組織 
ゲオルク・シーメンス

(1) ドイツ銀行の活動を分析し、それぞれの活動についてトップマネジメントのメンバーに責任を持たせた。
・ 特定の活動(ex.債券発行の引受け)や関係(ex.投資先との関係)については、それを担当する者が直接かつ最高の責任を持って意思決定を行う。
・ 各地の支店長は、それぞれの地域において、取引先との関係について全責任を負う。

(2) 役員室の創設
少数の専門スタッフからなる役員室を持ち、①トップマネジメントのメンバー全員に他のメンバーの行った意思決定と活動を周知徹底させ、②銀行全体の将来ビジョンの素案を作らせ、③主な投資すべてについてフォローさせた。

●教訓
① トップマネジメントに特有の仕事が存在(←事業全体を見ることができ、事業全体を考えて意思決定できる者のみが果たしうる課題。)
② トップマネジメントは、独特の組織構造を必要とする。
③ トップマネジメントには、独自のインプット機関(刺激と情報、思考を供給すべき独自の機関)が必要。

●トップマネジメントへの情報
組織に氾濫する情報のほとんどは現業のためのもの。
現在ではなく将来に、部分ではなく全体に関わりをもつ存在→現業と異なるニーズ。

「われわれの事業は何か、何であるべきか」の問いに対しては、現在の目標、組織、課題、情報とは異なる視角から事業を眺めなくてはならない
→あらゆるトップマネジメントが、思考、刺激、疑問、知識、情報を提供すべき機関を必要とする。

最も組織化することが難しいのがトップマネジメントの仕事であるが、それは最も組織することの必要な仕事。

 

大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
 
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))

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