人と問題を区別する・・認識
相手の考えを理解する。
←
争いは、客観的事実にあるのではなく、人の頭に存在する。
●相手の立場に立つ。
←
物事の見方はその立場による。
人は自分が望むもの(ex.自分の長所と相手の欠陥)を見る傾向。
相手の考えを理解することにより、状況についての自分の見方を変えることになるかもしれないが、それは利益である。
それは、争点を減らし、自分の新たな利益を増進させることに繋がる。
●懸念から相手の意図を推論するな。
人は、自分が恐れることを相手が行うであろうと考える傾向がある。
相手が述べたことについて最悪の解釈をする傾向→合意に向けての新しいアイデアは相手にされず、立場の微妙な変化は無視/拒絶される。
●自分の問題について相手を非難しない。
正当化される場合であっても、非難は非生産的である。(●問題は将来に対する効果であって、過去の行動ではない。)
非難→相手は防戦的になり、こちらが述べることに対抗する。
問題について述べるとき、問題と人を分ける。
●お互いの認識を議論する。
相手を非難することなく、率直かつ正直に、お互いの認識を議論する。
相手が重要と考えているものを、重要なものとして議論する。
●相手の認識と一致しない行動をする機会を探す
相手の認識を変える最善の方法は、相手が予想するものと異なるメッセージを送ること。
ex.敵ではなくパートナーとして行動する。
●プロセスに参加させることで、結果に関与させる。
自分の関与無くして決定された事柄には応じない。
●顔をたてる:その提案を相手の価値に一致させる。
人々は、しばしば、その内容が受諾できないからではなく、相手に屈することを避けるために提案を受け入れない。
公正な結果→受け入れる。(●公正さ故に受け入れる場合には顔がたつ。)
大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))
| 固定リンク
「交渉」カテゴリの記事
- 交渉のポイント(2014.11.17)
- 客観的基準に執着する 交渉方法(5・完)(2013.08.21)
- 相互のために利益となる選択肢を作り出す 交渉方法(4)(2013.08.20)
- 立場ではなく、利益に集中する 交渉方法(3)(2013.08.19)
- 人と問題とを区別する 交渉方法(2)(2013.08.19)
「ハーバード」カテゴリの記事
- 「情報専門家への報い」(2016.06.04)
- 「いかに捨てるか」(2015.11.09)
- 交渉のポイント(2014.11.17)
- 客観的基準に執着する 交渉方法(5・完)(2013.08.21)
- 相互のために利益となる選択肢を作り出す 交渉方法(4)(2013.08.20)
コメント