« 人と問題を区別する・・認識 | トップページ | オペレーション効率では不十分 »

2012年11月15日 (木)

フットボールのケースとビジネスのケース

チャーリーはルーシーが上の枝を選ぶと予想できる⇒自分の選択のうち下の枝を選ぶ方がよい。

フレドと名乗るビジネスマンが、「元手さえあれば大儲けできる。10万ドル投資してくれれば、1年で50万ドルの増やすので、それを2人で山分けしましょう。」

この種のゲームで正しい推量を行わないチャーリーやその同類が世界にあまりに多い。

①異なるゲームでも、樹形図や表の形であらわすと同一または類似。

図や表を使えば、異なるゲームの類似性が浮き彫りになり、あるゲームに関する知識を別のゲームに応用できる。

さまざまな異なる状況の根底にある類似性に着目し、1つの単純化したアプローチで検討できるようにすることは、「理論」のもつ重要な機能。

②フレドとしては、チャーリーが戦略的思考をすればビタ一文出資しないだろうと予測すべき⇒信頼を獲得する手段が必要。

プレーヤーがどういう選択をすれば、結果にどういう違いが生まれるかを比較検討すべし。(最重要)

ゲームはゼロサムゲームである必要はない。
双方が勝者のウィン・ウィンの結果になる場合もあれば、双方が敗者のルーズ・ルーズになる場合もある。

たいてい、双方の利害が一致するシナリオ(チャーリーとフレドが得をする)と、利害が衝突するシナリオ(フレドの持ち逃げにより、チャーリーが損をしてフレドが得をする。)が併存
⇒だからこそ、ゲームの分析がおもしろく、しかも難しい。

大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
 真の再生のために(事業民事再生・個人再生・多重債務整理・自己破産)用HP(大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文))

|

« 人と問題を区別する・・認識 | トップページ | オペレーション効率では不十分 »

ゲーム理論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フットボールのケースとビジネスのケース:

« 人と問題を区別する・・認識 | トップページ | オペレーション効率では不十分 »