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2012年10月29日 (月)

交渉方法についての3つの評価基準

交渉方法についての3つの評価基準
賢明な合意(wise agreements)を作り出すかどうか。
効率的(efficient)かどうか。
関係(relationship)を悪化させないかどうか。

1-1-1 立場をめぐっての交渉は賢明でない合意を作り出す

立場への執着
② 「立場」と「エゴ」の同一化⇒「顔を立てる」ことについての新たな利益が生じる。
③ 「立場」に執着すると、当事者の利益に注意が向けられない。

1-1-2 立場をめぐっての交渉は非効率的
多くの決定と時間を必要とする。

①極端な立場から始め(より極端な立場から始めるほど有利)、②それに固執し、③自分の見方について相手を欺き、④最低限の譲歩(譲歩しないほど有利)を行うことにより、有利な合意を得ようとする。

1-1-3 立場をめぐっての交渉は関係を破壊する
怒りと敵意が生じる
←自分の正当な利益が考慮されることなく、相手の強固な意志に屈する

1-1-4 当事者が多い場合、立場による交渉は困難
当事者の数だけ立場が有る。

1-1-5 ソフトな交渉は解決にならない
関係に配慮
but
賢明でない合意にいたる可能性
ハードな交渉を行う相手が勝つ。

ハーバード流交渉術

大阪のシンプラル法律事務所(弁護士川村真文)HP
 
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